私の産後ケアステーション

協会の理念に掲げられている「子育てと看護の楽しさ広がる社会を目指して」は、

 

私の思いにとても近く感じています。

 

 

14年間の小児科クリニック勤務の中で、子育ての環境は大きく変化しました。

 

立地の関係もありますが、近年は幼稚園児よりも保育園児の来院が大半でした。

 

 

 

そして、最も気になっていたことは、おかあさんの心身の健康面でした。

 

”産前産後の切れ目のない支援"が必要だといわれていますが、実際には赤ちゃんの支援とおかあさんの支援は分かれていて、

 

特に産前産後の家庭に寄り添いサポートする場にたどり着けないように感じていました。

 

　今は、幼稚園(幼稚園連携型認定こども園)に移り、あらためて地域で家族生活を送り地域で家族の健康をサポートする重要性に気づくことができました。

 

 

光を当てるのは、地域共生社会だと思います。

 

 

家庭と学校だけでなく、もっと安心で安全な場所が社会には必要だと思います。

 

妊娠や出産は家族の原点で、家族は地域社会の中で一緒に成長していけると、

 

未来に希望が生まれ、こどもは大人になることを楽しみにすると思います。

 

自己肯定感を高められる場所や人との出会いは、

 

一人一人の物語が豊かになり幸せを感じることができます。

 

 

　これからは一人一人の「well-being」の実現のために、

 

地域子育て支援者の一人として

 

そして「ナーシングドゥーラ®︎」としての活動を始めたいと思います。

 

 

子育て支援の拠点になるこども園で、妊娠中から接点を持ち

 

「はじめまして」ではなく「産まれました！」と

 

言える地域社会を目指していきたいと思います。

 

そして、これから始まる男性の育児休暇に向けて、

 

"パパのための講座"を開催し、家族がともに子育てを楽しみ、

 

せっかく実施される男性の育児休暇取得と産後の女性の支援が日本社会の文化になっていくように、未来の子供たちへの贈り物にしたいと思います。

 

　もう一つは、災害に備える準備に関心を持ってもらう活動を続けて、万が一の時にはナーシングドゥーラとしてあかちゃんの栄養やおかあさんの授乳の支援ができるように学びを続けていきたいと思っています。

 

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