受講動機
42期生の黄土美紀です。
私の家族は、1歳と5歳の子どもと優しい夫の4人です。
仕事は、一般病棟で老年期の看護に携わっていました。
しかし、自身の看護に行き詰まり、転職した先が産婦人科クリニックでした。
赤ちゃんが生まれてくる場に立ち会える喜びが、疲れ果てた私の心を癒やしてくれました。
そんな中、妊娠と同居が一緒に開始した結婚生活が始まりました。
妊娠中から同居のストレスで情緒不安定となり、産後は更にひどくなりました。
待ち望んだはずの娘への関心は全くなく、常に義母への憎悪しかありませんでした。
それまで、こんなに人を憎んだ経験が無く、負の感情をコントロールできない自分自身に戸惑いを隠せませんでした。
どうにか育児に目を向けたいと、育児サポートを探しましたが、田舎ということもあり皆無でした。
実家が近くても、同居していて人の手があったとしても、人を頼ることのできる人ばかりではありません。
あえて家族ではない他人になら何でも話せたり、頼ったりできることがあるのではないでしょうか。
私は、産褥の専門知識のあるケア提供者の存在があればどんなに心強いだろうと、常に思う日々を過ごしました。
今、思い返しても胸が痛む産褥期でした。
真っすぐに自分だけを見つめてくれていた娘に対して、見つめ返してあげることも少なく、後悔しかありません。
お母さんの情緒が安定していれば、赤ちゃんの笑顔に笑顔で応えてあげられ、お母さんもその家族も幸せを感じられます。
田舎だからサポートがないのは仕方ないと諦めるのではなく、
田舎だからこそサポート体制を整えていけば、安心して子ども産むことができ、
お母さんも赤ちゃんも笑顔になれる日が多くなるのではないかと思います。
独身の時から、将来、地域の子どもたちのお役に立てることをしたいと夢を膨らませていました。
出産を機に、再び一般病棟で働き始めたことで、
もうこのまま夢は夢で終わるのかもしれないと諦めかけた時に、
ナーシングドゥーラのことを知りました。
産褥期に悩み苦しんだ私だからこそできるケアがあるのではないか、
産後の不安定な時にお母さんと赤ちゃんが笑顔になれる時間をたくさんもてるような関わりがしたいと強く思いました。
私の住んでいる地域には、ナーシングドゥーラは居ません。
地域の一粒種として、
これからの未来を担うお母さんや
赤ちゃんとそのご家族のお役に立てる人材として
成長したく、受講を決意しました。
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黄土さん
いよいよ、今週末に開講式ですね。
まずは、養成講座で基本を学び
産褥期に悩み苦しんだ美紀さんだからこそできる
ナーシングドゥーラ®︎活動探しを
スタートしてくださいね!!
協会一同応援します。
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ナーシングドゥーラ®︎養成講座
6月5日(土)開講43期は
募集開始しています!!
定員5名。
あなたも
寄り添いつなぐナーシングドゥーラ®︎に
なりませんか?
https://www.ns-doula.com/
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