第31期 ナーシングドゥーラの皆様
本日は 認定 おめでとうございます。
思えば 受講申請を拝読したのは もうずいぶん前。
山形のお三方は、夏の始まり
小松崎さんは、まだ、冬でした。
受講許可から開講式まで 不安と期待で複雑な心境だったと思います。
上京するための、育児や家事や仕事の調整手配は
並々ならぬご苦心があったと思います。
開講式では
ナーシングドゥーラとは何かについて、
テキストを使って学んでいただきました。
母乳支援やアロマオイルマッサージの演習では
まさか、
裸でマッサージしあうとは予想されていなかった事でしょう。
家族支援、
特に、パートナーを巻き込むとはどういう事かについても
学んでいただきました。
「イマココ集合流」
「転ばぬ先の杖」
「産後ヘルスプロモーション」
という 新しい概念にも触れていただきました。
二日目は料理支援演習。
自宅とは違うキッチンで
先生ご指導のもと本番さながらで調理して頂きました。
同期が作った料理も楽しみました。
そして
午後は 訪問の実際をイメージする講義。
「産後とはどういう時期か」を自分の言葉で理論的根拠のもとに
さらりと説明できることの大切さも学んで頂きました。
「とびきり素敵なリボンでラッピングした看護」を
という言葉に
自費サービスならではの 考え方に 驚きを感じた事でしょう。
そしてWEB講座。
日々の暮らしの合間での視聴は
ともすれば眠くなることや様々な事情で中断する事も。
お疲れ様でした。
でも、夢中で何度も聞くこともありましたね。
レポートでは、寄り添い繋ぐ事をイメージしながら、
得られた知見をご自分なりに咀嚼されていたと思われました。
そして、後半の演習実習。
先輩の動画をみてお客様目線を学んでいただいた上で
同行訪問と単独訪問に臨んで頂きました。
お客様のご自宅に入らせていただくこと
契約成立というゴール設定は、
とても緊張されたことと思います。
しかし、協力者ご家族様の笑顔とご感想はとても嬉しかったですね。
あの笑顔を是非、山形や越谷に 広げて下さい。
認定まで、
本当に頑張られました。
そして、お疲れさまでございました。
これらの多大な課題に臨めたのは
山形の産後のご家族を「笑顔にしたい」
「寄り添いたい」という皆様のアツい 想いから来ています。
「その思いをどう形にしたらいいかわからない。」
という、今までの職場での悩みと苦しみからきているのです。
でも、もう大丈夫。
今日からは違います。
認定ナーシングドゥーラとして
胸をはって一歩一歩 着実に歩きましょう。
最終日に学んだ営業の講義を思い出して下さい。
「クリニックの先生の思いやお困りをまずは伺って下さいね。」
とおっしゃられていましたね。
そう、お客様に寄り添いつなぐナーシングドゥーラは
医療機関の先生にも
行政の担当者にも
寄り添うナースです。
それにより、お客様を中心とした信頼関係ネットワークができるのです。
自分たちのサービスは着々と形をつくりつつ、
お客様や関係機関の皆様の思いを丁寧に伺い
それに合わせて自分のサービスを修正していく。
そんな過程の中で
山形は山形なりのナーシングドゥーラ活動
寄り添いつなぐ支援が見つかります。
そう、皆様の活動次第で、山形の産後ケアは変わります。
養成講座での学びはほんの基本です。
これからが本番です。
3年後、5年後、10年後。
皆様の子育てが落ち着くころに
皆様がナーシングドゥーラとして活動していれば
きっと山形の産後家族は全員笑顔になります。
諦めなければ成功しかない。
これを座右の銘としてください。
これからもいっしょに頑張っていきましょう。
応援しています。
一般社団法人国際ナーシングドゥーラ協会代表理事 渡邉玲子
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