ナーシングドゥーラ第31期受講
大石 弘美
私は助産師として、ほとんどを産婦人科病棟で勤務をしています、婦人科疾患、妊娠・分娩・産後6日目までの妊産褥婦と関わり、約30年間に渡り看護を提供してきました。
しかし退院後の褥婦に対して、どのような育児支援がなされているのか、どのようなケアーを提供したらいいのか理解しておらず、妊娠期から切れ目のない支援が必要だと思っていました。
そして近年、核家族化や、人間関係の稀薄さなど、現在社会で育児をすることの孤独さからか、産後に精神的に安定せず、不安を訴える褥婦が増加していると感じる事がありました。
そこで私は多様な妊産婦に対して、適切な子育て支援ができるようになりたいと感じるようになりました。
母子関係は、赤ちゃん自身の要因やお母さん本人の要因、母子を取り巻く環境などを考慮し、様々なお母さんの心理について理解が必要です。私は母子間の愛着形成のための援助を学習していきたいと思います。
また今まで、妊産褥婦に対して、時間に追われる勤務の中で、一人の人間として真剣に関り、優しく温かみのある関りをしてきただろうか、もっと人間味のある支援がしたい、じっくりと関わることのできる支援のためのスキルアップを目指していきたいと思います。
そして妊娠期からの関り持つたり、妊婦が安心して、楽しく妊産褥婦期を過せるように継続的支援を実施し、お互いに信頼関係が生まれ、より良い育児が実践できるように支援していきたいと思っています。
また私は20年以上前に育児は卒業しており、時代と伴に育児用品など環境は変化しており、現在社会には情報もたくさんあり、何が良いのか悪いのか、育児はどのような環境でなされているのか、タイムリーな情報提供ができるようになりたいと思っています。
早産児や、障害児家族への支援についても、入院中は関りを持ったとしても、退院後の家族への支援について、地域や医療サービスの情報を理解して行きたいと思っています。
私は家庭訪問については、学生時代に1度経験しただけで、訪問の仕方や、面接方法など全く理解していません。
家族から心を開いていただける訪問や、家族との会話術を、実際に訪問することで学んで行きたいと思っています。最後に産前・産後に関わり、安心して育児ができる支援者になれるよう努力していきたいと思っています。
ナーシングドゥーラ®︎養成講座での学びを
病棟での看護経験を
是非、地域の産後家族支援に活かして欲しいです
寄り添いつなぐ看護職
ナーシングドゥーラ®︎養成講座32期募集中。
つぎは、あなたの番!
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