「看護とは知と感性と愛のアートである。」(日野原重明 聖路加看護大学同窓会資料室より)
「看護とは、新鮮な空気、陽光、暖かさ、清潔さ、静かさなどを適切に整え、これらを活かして用いること、また食事内容を適切に選択し適切に与えること、こういったことのすべてを患者の生命力の消耗を最小にするように整えること、を意味すべきである。」 (ナイチンゲール看護覚え書より)
「看護とは、全人的な視野と関心をもって行われる職業である。」
看護(かんご、英: Nursing)とは、個人や家族、地域社会が最大限の健康を取り戻し、できる限り質の高い生活ができることを目的とした支援的活動である。職業人である看護師の行う実践を指す場合が多いが、患者の家族などが病気や障害などを理由に生活上の困難を抱えている患者などに対して日常生活における世話や情緒的に支えることなどを含むこともある。
看護師(かんごし、Nurse)とは、看護を職業として実践している人である。
疾病者や褥婦(じょくふ、=出産後の女性)などの療養上の世話または診療の補助などをすることを業とする人のことである。
コ・メディカルに分類される。看護師を育成する教育は看護教育である。
看護を学問的に支えるのが看護学であり、他の成熟した学問分野と同様、医学や哲学など他の学問領域の知見や、各国の世界観・価値観のような文化的な背景を踏まえ、人のよりよい生に関わっていくための知識や技術、さまざまな理論を発展させてきた。こうした看護理論やその他の知見は実際の看護の根拠や基盤となって、その発展に寄与している。
看護は他の医療職種の活動に比べて、対象者の個別の疾患や機能とその回復に関心を持つだけでなく、人の生き死にや生き様、個人を取り巻く家族や環境など「全人的な視野と関心をもって行われる仕事である」という点に特徴がある。
日本では、看護師を保健師助産師看護師法(以下、保助看法と記す)の第五条で『「看護師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者若しくはじょく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする。』としている。
保健師(ほけんし、英: Public Health Nurse)は、所定の専門教育を受け、地区活動や健康教育・保健指導などを通じて疾病の予防や健康増進など公衆衛生活動を行う地域看護の専門家のことである。(参考 Wikipedia)
日本では保健師を保健師助産師看護師法(以下、保助看法と記す)第2条において、「厚生労働大臣の免許を受けて、保健師の名称を用いて、保健指導に従事することを業とする者」と定めており、大学や保健師養成校にて所定の教育を受けた後、保健師国家試験に合格して得られる国家資格(免許)である。
助産師は女性の妊娠・出産・産褥の各時期において必要な監督・ケア・助言を行い、自分自身の責任において分娩介助をし、新生児及び乳児のケアを行うことができる。
このケアには予防的措置、母子の異常な状態の発見、医学的援助を得ること、医学的援助が欠如している場合の緊急措置の実施が含まれる。
日本では保助看法第三条において「この法律において「助産師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、助産又は妊婦、じょく婦若しくは新生児の保健指導を行うことを業とする女子をいう。
ナーシングドゥーラ®の業務は、産後や退院後のお客様に対する療養上の世話と、お客様の家族全員の心身の疾病予防と健康の保持増進です。
このため「保健師」「助産師」という細かい枠にこだわらず、「看護師」という国家資格を取得している者という意味で「看護職」という名称を使用します。
また、都道府県の試験に合格した「准看護師」も「看護職」ですし、海外の「登録看護師(Resisterd Nurse)」も看護職です。
なお、准看護師とは。1890時間以上の教育を受け、卒業後、都道府県知事の試験に合格すると都道府県知事から准看護師の免許が交付されます。現在、看護師には高度な専門的知識や技術が要求されるようになりつつあり、准看護師の制度が検討段階にあると言われています。(参考Wikipediaより )
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